銃砲店と呼ばれるものは多くはないが全国各地に存在している。しかし、そのほとんどは狩猟用の散弾銃・空気銃・装薬ライフル、またはクレー射撃用の散弾銃を取り扱う店舗で、標的射撃競技用の空気銃（エアライフル・エアハンドライフル・エアピストル）を購入するとなると、下記の國友銃砲火薬店、ライフルショップエニス、銀座銃砲店、シースジャパンの４社にほぼ絞られる。

遠方の人は、手続きは少し複雑になるが、店舗に行かなくても郵便や宅配便でのやり取りで、銃も購入することができる。

以下、私がお世話になっている店舗について紹介する。

エアライフル本体の購入についてであるが、銃砲店の店頭で希望するモデルを選んでお金を払えばすぐにお持ち帰り、というわけには行かない。モデルを選んで、購入する個体を予約（確保）してから、警察署に所持許可を申請し、数ヶ月の審査を経て所持許可を取得してから晴れて入手となる。つまり、自分のものとして所持許可が出て所持するまでは、実際に試し打ちすることもできない。詳しくは本サイト「エアライフル選び」のページにまとめておいた。

なお、銃砲本体や装薬銃弾・火薬類等以外のパーツ・装備品などは、所持許可がなくても自由に購入することができる。

http://www.kunitomogs.co.jp/

戦国時代（16世紀）に現在の滋賀県長浜市に興った鉄砲鍛冶集団を発祥とし、明治時代に京都に上洛し創業したという老舗である。銃砲火薬類を扱う銃砲火薬部のほかに、業務用花火を扱う煙火部を備える。

競技用の取扱銃砲は主にワルサー社のものが中心で、日本における同社の輸入総代理店である。

私（サイト管理人）は、同社からエアライフル銃および器具・パーツなどを購入している。

なお、同社は以前、ヒルティ部という部署を持ち、建設用工具類の世界的メーカー「HILTI」の代理店もしていたが、現在は解消している。

http://www.rs-ennis.com/

1975年創業のライフル射撃競技に使用する銃および用品を輸入販売している専門店である。オリジナル用品も製造販売している。

社員全員が現役のシューターで、適切なアドバイスのもと、丁寧に相談に乗ってもらいながら商品選びができる。

会員になると、年2回程度発行の総合カタログ「シューターズガイド」を送付してもらえる。

私（サイト管理人）は、同社から銃器関連以外の用品用具等（標的やペレット弾、スタンド、メンテ用品ほか）を購入している。

2022/04/19に、同社サイトが全面的にリニューアルされた。URLは変わらない。

http://www.ginzagun.com/

ライフル射撃競技銃および用品の輸入販売の専門店で、昭和35（1960）年創業。シューター仲間の間では「銀銃」などと略して呼ばれる。

会員になると、年2回程度発行のセールカタログを送付してもらえる。

ファインベルクバウ社の日本総代理店である。

私（サイト管理人）は、同社から銃器関連以外の用品用具等を購入している。

2019年7月末にサイトがリニューアルされている。また、同年8月より定休日が一部変更となり、月曜日も第一・三休みから毎週休みとなっている。

http://4112.o.oo7.jp/

静岡県沼津市のライフル射撃競技・射撃場設備の専門店である。

身体障害者射撃用の「SH2支持スタンド」（公式純正品）は同社から購入できる。

私（サイト管理人）は、同社からSH2支持スタンドを購入している。

http://www.hamada-and-son.com/

クレー射撃用の散弾銃や狩猟用の散弾銃・ライフル銃・空気銃および用品を取り扱う東京都内の老舗銃砲店なのだが、標的射撃競技用のエアライフルは扱っていない。

私（サイト管理人）は、(有)安全装備さんのエアタンクを購入するために、この浜田銃砲店の社長さんにお世話になった。最初、競技銃向けにはエアタンクを扱ったことがないとのことだったが、MDEコネクタや変換アダプタなどを丁寧に調べてくださり、無事に手配していただくことができた。

http://www.anzensoubi.com/index.html

銃砲店ではなく、空気呼吸器用のエアボンベやエアライフル空気充填用のエアタンクを販売している。

エアライフル用のエアタンクの販売は銃砲店または代理店経由となるが、同社に問い合わせると最寄の取り扱い店舗を紹介してもらえる。なお、エアの再充填やタンクの検査などは直接取引可能である。

東京都内の代理店は、浜田銃砲店とサカイ銃砲店だそうだ。

一般的なエアボンベを扱う会社は少なくないと思うが、エアライフル空気充填用のタンクを扱う店は見つけるのに苦労する。ここだと話が早い。