注)新型コロナ感染防止対策の影響により、利用スケジュールや要項が刻々と変化しています。利用に際しては、最新の情報を必ず公式サイトで確認してください。
1972(昭和47)年に横浜市金沢区にあった射撃場を移転してできたものらしい。1998年の国体に合わせていちど改修しているが、2002~2013年の間、環境問題対策のため閉鎖され、2013年に再開された。
クレー射撃場とライフル射撃場が併設されていて、ライフル射撃場は10mの空気銃(AR)とビームライフル(BR)用のほか、小口径(SB)と大口径(LB)も使用できる総合射撃場である。
公式サイトは、毎日のようにお知らせページを更新しており、予約状況表もきちんと管理されていて安心で、かつ使いやすい。
2020(令和02)年4月1日よりネーミングパートナー制度導入により、一般社団法人日本クレー射撃協会がネーミングライツパートナーとなっている。これにより、2025(令和07)年までの契約で、愛称が「日本クレー射撃協会 神奈川県立伊勢原射撃場」となった。命名権料は年額50万円だそうだ。
2020年3月27日追記
神奈川県からの要請で、新型コロナウイルス(武漢ウイルス)対策のため、3月28日~31日は閉場されることとなった。
2020年4月07日追記
神奈川県からの要請で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、4月13日より当面の間、閉場されることとなった。
神奈川県からは昨日まで「3密」には該当しないといわれていたのだが、緊急事態宣言が発令されたからには致し方ない。
→2020年6月02日より再開場しています。詳細は公式サイトおよびブログに記載されています。
2021年01月08日追記
新型コロナ対策の緊急事態宣言再発出のため、01月08日(土)~02月07日(日)の期間中、一般向けビームライフルは事実上閉鎖されている。
事前予約されている大会および一般向けエアライフルは利用可のようである。
→期間延長のため、3月31日までビームライフルは利用不可。
2021年9月25日追記
たびたびの新型コロナ対策のための緊急事態宣言により、一般の方の利用の自粛を呼び掛けている。また県境を越えての移動自粛要請があることから、事実上、他都府県からの利用はできない。
2021年11月01日追記
10月26日より、エアライフル(AR)はほぼ通常通りの営業を再開している。ビームライフル(BR)も5射座利用可能である。
受付では体温計測の機器が置かれているので測定し、その体温を申し込み用紙の欄に記入する。手指の消毒も行う。もちろん、マスク着用である。
また、2021年4月より標的に設置する「マスク」(コロナ対策のフェイスマスクではない)が自己負担となっていて、持参していない場合は1枚400円が加算され、一般の利用料金は2,050円となる。マスクは受付で受け取り、自分で標的に装着し、帰宅時にも自分で外して持ち帰る。
装着はネジ4か所に引っ掛けるだけだが、身体に障害があるなどの理由で自分でできない場合は、お願いすることができる。
なお、このマスクは繰り返し使用することができる。
さらに、2020年4月より身体障害者割引が設定されている。障害者手帳所有者は、利用料1,250円から208円引いてもらえる。
2021年11月17日追記
当面の間、ビームライフル(BR)の平日の利用は1射座(24番射座)に限定している。
また、空気銃シリンダの空気充填用にエアタンクを備えることになったようだ。現在のところ、無償で充填ができるとのこと。今後の状況により有償化することも検討中だという。
2022年1月23日 17:00
1/21(金)~2/13(日)の期間、神奈川県はまん延防止等重点措置期間となるが、伊勢原射撃場は通常通り営業すると公式サイトにて発表があった。
空気銃の射撃場は第一ライフル射撃場にある。
競技用エアライフル射撃場は距離10mで全26射座あり、空気銃とビームライフル併用になっている。通常は、1番~13番射座が空気銃用、残りの14番から24番射座がビームライフル用に設定されている。ビームの設定といっても装置が置いてあるか否かなので、エアライフルの試合などではビームの装置を撤去するのであろう。なお、25-26番射座にはランニングターゲットの設備が1基設置されている。
(紙標的だったころは、このうち1番~3番射座は、紙標的交換機のホルダーの幅がエアピストル標的用に広げてあり、エアピストルやエアハンドライフルの射手が使うことが多かったようだ。)
2019年2月初旬まで空気銃はすべて紙標的だったが、同年2~3月に電子標的の設置作業が行われ、3月27日より全的で電子標的が使用可能となった。
営業時間内であれば、空気銃もビームライフルも射撃することができ、射座が空いていれば、空気銃とビームライフルを隣同士で楽しむことも可能だ。
空気銃/ビームライフルともに事前講習等は不要。また、原則として、射場に指導員などは常駐していない。
また、ビームライフルでは、左射手用の銃も備え付けられているので、希望者は申し込み時にお願いするとよい。
10m空気銃射場のすぐ隣には50m小口径(スモールボア=SB)射場がある。こちらも全26射座だそうだ。
なお、冷暖房の設備はない。夏の最高気温34℃という日に行ったら、暑くて汗が止まらず、全く集中できないし、ふらふらになるしでしんどい思いをした。水分補給はもちろんだが、小型の手元ファンなどを持参するのが良かろう。
特に、体温調節が苦手な頚髄損傷の障害を持つ人は要注意だ。
写真は紙標的だったころの様子。
標的に向かって左端が1番射座になっている。26射座のうち左半分が空気銃用の設定射座。射撃部の高校生らしき射手が練習していた。
2019年4月より、全的に電子標的が導入されている。
左側が空気銃用、右側がビームライフル用の設定になっている。13番エア、14番ビームで並んで撃つことが可能だ。これは、電子標的が導入された現在でも同じ。
→2021/11/17追記
現在、BRは20~24番の5射座のみ設定されていて、一般利用は24番の1射座限定である。
ビームライフルの装置がずらりと設置されている。ビームだけなら、写真奥の射座(受付から入って近いところ)で撃つ。
射場の背後には大きな控え室がある。ホワイトボードも2台置いてある。
ここだけはエアコン設備も付いている。
電子レンジとポットも使えるので、練習に来たときも、ここで昼食などを温めて取ることができる。
使用しないときは、コンセントを抜いておく。
銃器などを入れるためのカギ付きロッカー設備が、控え室横に28台設置されている。(加えて奥にも4台+6台ある。)
開場時間
夏期:4月1日~9月末 09:00~17:00(受付16時まで)
冬期:10月1日~翌年3月末 09:00~16:00(受付15時まで)
定休日は原則月曜日で、祝日の場合は営業し、翌日が休日となる。
イベントや団体予約などで一般利用できない日もある。
細かなスケジュールは、公式サイトの利用カレンダー参照のこと。
年末最終営業日(12月27日など)は、営業終了12:00(受付終了11:00)となる。
新年初日は1月4日である。
利用料金(ひとり一日単位)2019年4月より電子標的導入のため料金改定。
空気銃:一般1,235円(学生925円)+電子標的使用料400円(学生200円)=計1,635円(学生1,125円)
ビームライフル:一般515円(学生305円)
支払いは現金のみ。子どもや障害者割引の設定はない。→2020年4月より障害者割引が設定された。
(クレー射撃場は県内在住者の割引があるが、ライフル射撃場には設定がない。)
駐車場は終日無料で利用できる。
射場に空調設備はない。
以前設置されていたクレー射撃場内のレストランは、現在は営業していない。→再開されているらしい。
2019年9月10日 追記
10月からの消費税増税により、料金も改定されるという話を、受付の方からお聞きした。正確な金額は未定。
2019年9月16日 追記
10月からの消費税増税により改定される新料金表が公式サイトに掲載された。一般・学生ともにそれぞれ15円アップとなる。
下記の料金表はすべて税込み金額。
2021年11月01日 追記
2020年4月より、身体障害者割引が設定され、障害者手帳を提示すれば、利用料1,250円から208円引いてもらえる。
2021年4月より、標的に装着するマスク代400円が自己負担となっており、持参していない場合は利用料金に追加される。
空気銃:一般 1,250円+電子標的400円=1,650円
空気銃:学生 940円+電子標的400円=1,340円
ビームライフル:一般 520円
ビームライフル:学生 310円
注)2021年4月より、空気銃利用者に標的マスク代400円が別途必要である。持参している場合は再利用可。
注)2020年4月より、空気銃の利用料金1,250円に身体障害者割引が適用されるようになった。身体障害者手帳の提示で208円引いてもらえる。
利用に際しては、空気銃もビームライフルも、第一ライフル射撃場の1F受付にて利用申込みの手続きをする。
空気銃の場合は、銃砲所持許可証を提示して、利用申込書に記入し、代金を現金で支払う。
利用申込書には、氏名と、会員カード所有者は会員番号を記入し、エアライフルと電子標的、マスク代の項に丸印をつける。
受付ロビーの壁面にホワイトボードがあり、使用する射座番号の欄に名前を記入する。ホワイトボードは日程表を流用しているので、一見それと分かりにくい。上段がSB(スモールボア)で、下段がAR(エアライフル)とBR(ビームライフル)である。原則として通常は、1~13番が空気銃(エアライフルは4番以降)、14~24番がビームライフルで運営されていて、ホワイトボードにもその旨の記載がある。
帰宅するときは、ホワイトボードの名前を消していくことになるが、受付終了時(閉館の1時間前)になると、消してくれているようだ。
支払いを済ませると領収証をもらえる。これは警察署での実績証明に使うことがあるので大切に保管しておこう。
また、ライフル射手手帳への記録は、この受付でお願いすれば記入押印してもらえる。(基本的には自分でゴム印を押して、受付の人に検印をもらう。)
たびたび利用する予定がある人(ビームライフル除く)は、会員登録をしておくとよい。会員登録申込み用紙に記入するだけでよく、会員証発行手数料などは無料だ。会員番号入りのカードを発行してくれ、次回からはこのカードを提示するだけで、いちいち銃砲所持許可証を提示する必要がなくなる。提示しないからといって、所持許可証を持参するのを忘れてはいけない。(利用申込書には、会員番号を記入する欄がある。)
所持許可証の提示は最初だけでよく、所持許可証が更新されても、新たに提示等する必要はないとのことだ。
また、2020年4月より、身体障害者割引が設定されている。身体障害者手帳所持者は、基本利用料金の1,250円から208円ほど引いてもらえる。会員カードを作っている人は、新たに身体障害者手帳をコピーしてもらって登録しておけば、次回からは会員カードだけで割引が適用されるとのことだ。
ビームライフルの場合は、ビームライフルをやりたい旨を受付で伝えて、利用申込書に記入し、料金を現金で支払えばよい。係りの人が射撃場に銃を準備してくれる。射座番号は受付の方が決めてくれるが、希望があれば伝えればよい。ホワイトボードの射座番号に記名しておく。
なお、ビームライフルには会員登録の制度は無い。
伊勢原射撃場に用意されている左射手用のビームライフル。グリップの形状が左手で握りやすく加工されている。
左射手用のビームライフルは、レバーも左側に付いていて、コッキングも容易に行える。
受付は1Fだが、射撃場は2Fにあって、エレベータはなく、建物内で受付から射撃場へ行くには階段を上ることになる。
バリアフリーで射撃場へ入るには、一度外へ出て、坂を上り、2Fのドアから射撃場へアプローチするしかない。
受付の建物の出入り口に段差が1段あるが、車椅子が1台通れるスチール製のスロープが掛けてある。
私の場合は、受付入口に自動車を止めて受付を済ませ、自動車で坂を上り、射撃場横の障害者専用駐車場に停めてさせてもらっている。専用駐車場として確保されているのは1台分だが、奥にも1-2台は停めることができそうなスペースがある。
ここまで上がってくる坂はわりと急なので、私の簡易型電動車椅子だと銃を抱えたままでも上ることができたが、手動型車椅子では無理に近いのではないか。
障害者専用駐車場から射撃場へ入るには、大きな障害はないだろう。出入り口ドアまでは緩やかな坂で繋がっているが、距離も短いので車椅子でもほとんど問題ないと思われる。射撃場の出入り口のスライドドアはやや重いが、開ききると開いた状態でロックされる仕組みなので、ドアを留めておいて入場してから、ドアを閉めるのがよいだろう。場内に入ると傾斜や段差はいっさい無く、広々としていて気持ちが良い。
なお、トイレは射撃場と同じフロアの、受付から上がってくる階段近くにあるが、完全バリアフリーにはなっていない。
受付ロビーから2階へ上がる階段を2階から撮影したところ。手すりは片側だけに設置されている。
階段を上がったところにドアが2つある。左側が10m空気銃(AR)射場で、右側は小口径(SB)射場だ。
この写真の撮影者の背後にトイレがある。
2階トイレの入口。写真左のドアは小口径(SB)射場の入口のものだ。
トイレの入口に3-4cmほどの段差がある。
洋式便器だが、広いものではない。
車椅子でしか移動できない人が、ひとりで来たときのことを考えてみる。
電動車椅子ならば、一般駐車場に車を止めて車椅子で受付へ入り、受付を済ませたら外へ出て坂を上り、射場のドアから入るという流れになるだろうか。
手動式の車椅子だと、荷物と坂のことを考えるとかなり難しいように思う。
建物内にエレベータがついていればよいのだが、受付からの建物内のアプローチは階段のみしかない。
微妙に惜しいバリアフリーである。
障害者用駐車場は身体障害者専用です。
駐車する際は、公安委員会発行の「駐車禁止除外標章」や「車椅子ステッカー」などを掲示してください。
建物の真横に自動車1台分の専用駐車場がある。駐車するとき建物側に寄せすぎると、段差があって出入りしにくい。
写真正面は控え室。
溝があるので、小さなキャスターの車椅子利用者は注意が必要だ。
また、2021年11月現在、つなぎ目にくぼみができているので、キャスターを嵌めないようにしよう。
手すり付きの緩い傾斜で、5mほどか。
写真手前が身体障害者の専用駐車場であるが、2019年4月に訪問したときは先客があった。この日は都合3台が駐車している。奥のほうは少し坂があるが、あと2~3台ぐらいは停められそうである。
(控え室の窓より撮影)
なお、一般車両の駐車場以外の駐車は、転回の邪魔になるので控えるようにとの掲示が追加されていた(2021年11月訪問時)。
障害者駐車場から入ってくる射撃場のドア。
少し重いが、開ききってロックさせて出入りすると良い。
背中側が標的。
場内は段差も傾斜も無い。
26番射座方向。左側が標的。奥に受付から入ってくる階段がある。トイレもその近く。
このエアライフル射場の隣に小口径ライフル射場があり、ここからバリアフリーで行くことができる。
キムタク主演のドラマ『教場』の射撃場シーンは、ここで撮影したらしい。
2018年2月26日付の神奈川新聞電子版によると、2020年東京オリ・パラのキャンプ地誘致につなげようと、神奈川県が18年度当初予算案に3,690万円を計上していたようだ。
2019年2月上旬まで空気銃10m射場は紙標的のみだったが、2019年2月から3月にかけて電子標的設置作業を進め、同年3月27日より全的に電子標的システムが導入された。
エアライフル電子標的導入の工事は、下記の日程で、エアライフル/ビームライフル射場をすべて閉鎖して行われた。
2月13日から3月26日の平日はすべて使えず、土日も閉鎖されていた日があった。
2019年2月13~15日、19~22日、26~28日
2019年3月01、5~8日、12~16日、18~26日
2019年3月27日より、全的に電子標的が使用可能となっている。(2019年3月28日情報)
ただし、4月1日以降は利用料金は実質値上げになり、電子標的使用料として一般400円、学生200円が加算される。
→2021年4月より、標的マスク代400円が自己負担となる。
リニューアルを記念して2019年3月27日はフリーディだったとのこと。
3月28日~31日は旧料金のままで最新の電子標的が利用でき、私も3/28にその恩恵にあずかった。
伊勢原射撃場エアライフル射場に、利用料金について掲示されているお知らせ。
1番射座には電子標的の下に、唯一の紙標的設備が設置されている。膝射などの低い射撃姿勢用の標的だ。2019年3月28日に訪問した際は、2番と3番がエアピストル用の標的になっていた(エアピストルの設定は日によって異なるが、一般的には1~2番が割り当てられているようだ)。
14~24番射座にはビームライフルの設備も併設されていて、エアもビームも射撃することができる(エアとビームとの境は日によって異なる)。ビームライフル射座にエアライフルが割り込むことはない。
→2021年11月現在、ビームライフルの設備は13~24番射座に置かれているが、一般利用に供されているのは、20~24番の5射座である。1射座のみで運用している日は一番端の24番が指定される。
一番右端の25~26番射座にはランニングターゲットの設備が1セット設置されている。
導入されている電子標的システムは、ドイツのマイトン社(Meyton Electronik)製のものだ。各射座の後ろにもモニターが設置され、試合時には観客も射撃内容をチェックすることができる。
大型モニターは複数の選手の標的画面を同時に表示することができるのだろう。
平常の練習日には手元のモニターのみが使用可能になっている。使い方は簡単で、各射座のテーブルに置いてある使用方法の説明書に従えば問題ない。
結果をA4用紙に印刷出力することもでき、追加料金なしで無制限に印刷可能である。
使用方法については、本サイトのこちらのページに紹介している。
2019年11月某平日に訪問した際、点検のためか観客用のモニターがすべてONにされていた。観客用モニタは各射座にひとつずつあり、さらに全射座の標的をまとめて観られる大型のものも設置されている。
これらのモニターは、ふだんはOFFになっている。
大型モニターには、射場の全24射座の標的が一堂に表示される。左上の2射座(1番と2番)はエアピストル用の設定になっている。
左下の2名は当日練習していた某大学射撃部の女性射手のものだ。
白いのがマイトン社(Meyton Elektronik)製の電子標的。落ち着きのある十分な明るさのターゲットだと思う。
14番の台の上に載っているのはビームライフルの標的である。
場内掲示板に、ゼロインが完了していない銃で電子標的を使用しないようにという張り紙がある。
ちなみにゼロインとは、狙った場所と実際の着弾点が一致するように照準調整することである。
各射座には、電子標的の操作方法を記した説明書をカードケースに入れたものが置かれている。A5版の表裏一枚で簡単なものだ。
電子標的導入に伴い、射座に新たなラインが追加された。空気銃で電子標的を使用して射撃する場合は、黄色いラインを踏んだり越えたりしてはいけない。
なお、ビームライフルの場合は旧来の白いライン(黒いラインの隣)を基準とし、これを踏んだり越えたりしてはいけない。
写真は、右方向が標的。
電子標的に装着されているマスク(Meyton rubber target)。中央の穴が標的の4点圏内に相当する。つまり、3点以下を出すとマスクに穴が開く。
伊勢原射撃場では、2021年4月より電子標的に装着する「マスク」が自己負担(400円)となった。持参していない場合は、受付で利用申し込み時に購入できる。一度使ったマスクでも、再利用可能なので、次回持参すれば改めて購入する必要はない。
マスクはわずかに伸縮性のあるゴムのような素材で、標的に装着するときは、四方にあるネジに少し伸ばして引っ掛ける。
サイズは縦173x横165mmで、微妙に正方形ではないので縦横に注意するのと、裏表があるので、光沢面を外側にする。
帰宅時には外して持ち帰る。
手指に障害があるなど自分で装着できなと場合は、受付で頼めばやってくれる。かなりのテンションがあるので、要領を得ないと難しい。
なお、装着や取り外しの際は、ラインの前へ出るので、他の射手に合図して射撃中止を確認してから行う。
<2019年10月31日追記>
10月30日に訪れたときに、新たに撮影した射場内の様子を紹介する。
射座1番と2番はエアピストル(ハンドエアライフル)用の標的になっていた。
また、1番は低い位置に、唯一紙標的の交換機が設置されていて、立射以外の姿勢に対応できる。
それと、9番の電子標的モニタが左側に設置されていて、左射手にとって利便性が良いようになっている(当初は右側にあったはずだが、移動させたのだろう)。
<2019年11月15日追記>
後日訪問した際、9番射座のモニタは通常の右利き用に戻っていた。試合等に合わせて入れ替えるのだろうか?
2019年10月30日撮影
テーブルのサイズ:縦500x幅800x高さ750mm、天板の厚さ25mm
椅子の座面の高さ:床から400mm
2019年10月30日撮影
現在、東京から伊勢原射撃場へ車で行く場合は、東名高速「厚木」ICまたは小田原厚木道路の「厚木西」ICで降りて、一般道を走る。
名古屋方面から行く場合は、東名高速「秦野中井」ICを降りて、一般道路を走る。いずれも高速道路の出口からも射撃場までやや遠く、一般道が混んでいる場合は時間がやたらと掛かったりしていた。
しかし、現在、新東名高速の新しいルートを建設中で、その一部が伊勢原射撃場の近くを通っているのだ。
タウンニュース電子版(伊勢原版)2019年3月1日号に次のような記事が出ている。
「市内上粕屋で建設が進む新東名高速道路の(仮称)伊勢原北インターチェンジ(IC)の正式名称が、伊勢原大山ICに決定したことが分かった。2月19日に中日本高速道路(株)と伊勢原市が発表した。同ICの供用開始は2019年度中を予定している。
伊勢原大山ICは産業能率大学湘南キャンパスの北側に建設中。伊勢原の新たな玄関口として、大山や日向方面など市内観光エリアへのアクセス拠点としての役割が期待される。(以下略)」
産業能率大学湘南キャンパスの北側に建設中とされる「伊勢原大山IC」は、伊勢原射撃場にかなり近いのだ。接続される一般道のルートにもよるが、うまくすれば、IC出口から伊勢原射撃場まで1km圏内で繋がるかもしれない。そうなると、現在の東名高速から伊勢原ジャンクションを経由して伊勢原大山ICで降りれば、かなりの時間短縮になるはずである。
現在は、都心からの場合、東名高速道路を利用して車で50km余りだが、そのうち一般道が10km以上あるので、90分ぐらいは要している。伊勢原大山ICができれば、60分ぐらいで行けるようになるかもしれない。
2019年度にこの部分が開通するというのは実に待ち遠しい話である。
→ E1A新東名高速道路「伊勢原JCT~伊勢原大山IC」の工事進捗状況(中日本高速道路株式会社)
2019年9月16日追記
タウンニュース電子版(伊勢原版)2019年8月30日号に、次のような記事が掲載された。
「~年内開通へ前倒し~ 中日本高速道路(株)は8月27日、新東名高速道路の伊勢原ジャンクション(伊勢原JCT)〜伊勢原大山インターチェンジ(伊勢原大山IC)間が、2019年内開通の見通しであることを発表した。
同区間は当初、19年度内の開通を予定。同社によれば、年内開通を目指し工事を推進中だという。(以下略)」
当初、年度内の開通予定だったものが、年内に前倒しされた。早ければ来年早々には、新しいICで降りて伊勢原へ通うことができるかもしれない。
2019年11月01日追記
残念なニュースが発表された。台風19号の影響で建設資材調達に支障が出て、当初予定の開通日が2020年3月までにずれ込む見通しとなったようだ。この区間では橋梁工事はおおむね完成し、舗装や設備工事が順次進められている。
出典:中日本高速道路株式会社 ニュースリリース 2019/10/30
「NEXCO中日本が建設を進めているE1A 新東名高速道路(新東名)の伊勢原ジャンクション(JCT)~伊勢原大山インターチェンジ(IC)間は2019年内の開通を目指しておりましたが、台風19号の降雨の影響により建設資材の調達に支障が生じ、工程を精査したところ、2020年3月までに開通する見通しとなりましたのでお知らせします。なお、具体的な開通時期につきましては、あらためてお知らせします。
引き続き、一日も早い開通に向け、最大限努力をしてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。」
元々の予定であった「年度内」に戻った格好だが、一日も早く開通することを祈っている。
2020年02月16日追記
台風19号の影響で開通が延期されていた伊勢原JCTから伊勢原大山IC間だったが、このたびようやく開通日が決定した。
出典:中日本高速道路株式会社 ニュースリリース 2020/02/05
「NEXCO中日本が建設を進めてきましたE1A 新東名高速道路(E1A 新東名)の伊勢原ジャンクション(JCT)~伊勢原大山インターチェンジ(IC)間(延長約2km)は、2019年の台風19号の降雨の影響により建設資材の調達に支障が生じ、2020年3月までに開通の見通しとお知らせしておりましたが、2020年3月7日(土)15時に開通することとなりましたので、お知らせします。」
伊勢原射撃場公式サイトによると、開通後は伊勢原大山ICから同射撃場まで3分ほどで行けるという。
高速を降りて出口のほうへ向かったら、左折車線へ入り、「日向薬師入口」を左折する。
注意したいのは、東名高速・名古屋方面から伊勢原大山IC方面へ入ることはできず、またその逆も同じだそうだ。もっぱら東京方面からの利用のみとなる。
東京からの利用通常料金は、距離42.6㎞で普通車1,510円(障害者割引760円)となる。ちなみに東京ー厚木は35㎞で1,300円(同650円)だ。(障害者割引を受けるには、障害者手帳に福祉事務所の承認印が必要となる。)
2021年11月04日追記
ようやく伊勢原大山ICを利用して、伊勢原射撃場へ行ってきた。せっかく射撃場の間近にICが開通したというのに、新型コロナCOVID-19のせいで2年近くも待つことになった。伊勢原大山ICを下りたら5分ほどで射撃場へ着くので、かなり楽になっていた。
唯一気になっていたのは料金所だ。ETC利用者は問題ないのだが、いまだに一般ゲートで精算しているうえに障害者割引を利用している身としては、伊勢原大山ICのような無人の料金精算機は緊張する。使い方は難しくはないのだが、写真を撮ってきたので、紹介しておこう。
身体障害者手帳に有料道路の割引制度の証明を受けている人は、通行券を入れる前に、この精算機を通して係員に連絡する必要がある。
割引を受けるための手順としては、
1)右下[7]のレバーを下げると呼び出し音が鳴り、係員が「どうされましたか?」と聞いてくるので、「障害者割引をお願いしたい」と伝える。
(聴覚障害者の場合は、レバーに付いている蝶々のマークをカメラに向けるらしい。)
2)「手帳を9番のカメラにかざしてください」と言われるので、手帳の割引証明のページを[9]のカメラに見せる。
3)画面が上手くキャプチャできたら、係員が「確認します」というので、OKとなったら、[1]に通行券を挿入する。
割引料金が表示されたら、続いて、料金支払い(現金またはクレジットカードなど)を行う。この精算機では、通行券とカードは同じ挿入口に入れる。
クレジットカードを入れたときはすぐに戻ってくるので、取り忘れが無いようにしよう。
4)レシートが欲しい場合は、すかさず[6]の赤いボタンを押すとにょろにょろと出てくる。
支払いが完了すると、前のバーが開く。
いつも思うが、乱雑な配置のパネルである。
(有料道路の障害者割引を受けるためには、障害者手帳を所持しているだけではダメで、福祉事務所等=自治体役所での事前登録が必要である。)
帰路、伊勢原大山ICに入るときは自動発券機があるので問題はないが、ここから名古屋方面は行けないのと、東名高速(E1)で東京方面に行く場合は分岐に注意しよう。まっすぐ行くと新東名(E1A)へ入ってしまう。東名高速は左へ分かれる道を選ぶ。
まったくの初心者が、見よう見まねでエアライフルによる標的射撃を始めてみた。ほとんど独学状態で、しかも身体に障害アリ。
こんなことで大丈夫か?
アレコレもがきながらも、楽しんでいる様子をご覧ください。
A physically disabled shooting beginner tells you how to get into an Air Rifle target shooting in Japan.
Un principiante discapacitado de tiro le dice cómo comenzar un tiro al blanco con rifles de aire comprimido en Japón.
殘疾人射擊初學者講述瞭如何在日本開始氣步槍射擊。
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